CPUの創りかた
半年ほど前に買ったままずっと積んであった「CPUの創りかた」という本を実験*1のために読んでいる。
- 作者: 渡波郁
- 出版社/メーカー: 毎日コミュニケーションズ
- 発売日: 2003/10/01
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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アレな表紙にも関わらず、非常に良い本だ。知っていることが多いので、サクサク読んでいけるが、できればこれを専門の勉強が始まる前に読んでおきたかった。技術書としては、論理回路の基礎からCPUのコア、そしてある意味泥臭い回路の話まで、もりだくさんの内容だし、何よりまず最初に創りたいものがあって、それを実現するのにどうすればいいか、という順番で進んでいくため、もしそういった話を知らない人でも悩むことなく読んでいけると思う。この本を読んだところで、近代的なCPUの処理、パイプラインやらキャッシュについて理解が進むという訳でもないが、とりあえず導入としては優れた本だと思う。何よりも、手を動かして電子工作やってみたいな、という気分にさせてくれるという点は素晴らしい。時間ができたらやってみようかな。
*1:という名のプチ卒論